こんにちは😊
谷町六丁目徒歩3分の歯医者Yokoishi Dental Clinicで受付、歯科助手をしてます大谷です。
本日は、歯になぜ穴が空くのか、、、
『虫歯のメカニズム(脱灰)』について、イメージを分かりやすくお話します。
お口の中にはたくさんの常在菌が存在しています。
その中の虫歯菌の一つ「ミュータンス菌」は
空腹時はエネルギーが無いので活動が出来ません。
ミュータンス菌の大好物は「糖」‼
(糖は…砂糖や甘いものだけでなく、人の体に必要な口にするものの、ほとんどのものに含まれています)
飲食をするとミュータンス菌はお口の中の糖(=エサ)を喜んで食べます。
(モグモグモグ…)
食べたり飲んだりすると、その後どうなりますか?
排泄をしますよね。
ミュータンス菌は糖を分解して、
不溶性グルカンと酸という排泄物💩を出します。
【 不溶性グルカンとは 】
水に溶けない、ねばねばした物質。
歯の表面や隙間の隅っこで、他の口腔細菌たちと集まって塊を作る。
この塊が歯垢(プラークまたはデンタルバイオフィルムという)。
⚠よく歯垢=食べかすと思われていますが、細菌の塊です⚠
顕微鏡で拡大してみるとたっくさんの細菌がウヨウヨ動いています…
Σ(゚Д゚)ゾッ
【 酸とは 】
歯の表面のエナメル質を溶かしてしまう物質。
エナメル質は人体の中で最も硬い、鉄よりも固い物質ですが、
いとも簡単に溶かしてしまう力を持っています。
うがいでも取れない粘着性のガードで、
細菌達が歯に留まって活動、増殖出来るように守っている不溶性グルカン
+
硬いエナメル質をも化学の力で溶かしてしまう酸
このふたつがタッグを組むと、
効率的に歯を溶かすことが可能なのは分かりますよね。
飲食をする度に、お口の中ではこの働きが常に起こっています。
これが『虫歯のメカニズム(脱灰)』です。
「でも、
このまま脱灰し続けると歯が溶けて無くなってしまうやん😱」
と思いますよね。
それでは歯が無くなってしまうので、脱灰した成分を歯に戻す
『再石灰化』
も唾液の力によって同時に行われています。
また次回
『再石灰化』についてお話しますね(^^)
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